おっかなびっくり海外ツーリング

海外でツーリングしてみたい!バイク初級者の50代が大それた夢に挑戦します。

英国ツーリングでの宿泊計画

英国の宿泊の基本はB&B

B&Bのバリエは広い

ご存知の方も多いと思いますが、B&BとはBed and Breakfastの略で、簡素な1ルーム寝室と朝食のセットプランの宿です。

英国ではB&Bが最も多くある宿泊形態ではないでしょうか?

シャワーやバスタブの有無は部屋によって異なりますが、最近は少なくとも簡素なシャワーブースは基本設置されているようです。

昔は"en suite"という指定がない限りシャワー・バスなしでしたので、今でも予約を取るときは、en suite、あるいはshower, bathといった表示があるか一応確認したほうがよいと思います。

ひとくちにB&Bといっても、宿によってかなりのグレード幅があり、極めて個人宅に近いところから、中級ホテル並の設備の整うところまであるようなので、予約サイトの写真などで確認したほうが良いでしょう。

パブ併設のB&Bが好き

個人的に好きなB&Bのスタイルは、1階がパブになっているB&Bです。

夕食は1階のパブでビールとパブ飯を食い、酔っ払ったらそのまま2階の寝室に上がって就寝、朝食はパブで提供されるタイプです。

周囲に飲食店が複数あるような場所なら、パブ併設にこだわりませんが、近くの飲食店まで距離があるようなところだとパブ付きが便利と思います。

特に酒飲みツーリングライダーにとって、飲んだら乗れませんから、夕食の場所が少なくとも徒歩圏内でないと困りますよね。

いやいや、そもそもそんな辺鄙なところに泊まりたくないよ、と思うかもしれませんが、街道沿いのポツンとあるようなB&Bこそ、歴史や風情を感じさせる、いかにも英国のB&Bという宿が結構あるので、候補に入れると良いと思います。

その他の宿泊施設

ちゃんとしたホテルで癒やされる

たまにはちゃんとしたホテルに泊まるのも良いでしょう。特にイマイチな宿泊体験をした後に気分を上げるには良いかと思います。

個人的には、あまり高級なところに行っても、場違い感がすごいことになるでしょうからそういった高級ホテルは対象外です。

ツーリストやリゾート客が使うようなクラス感のところが気兼ねなく利用できるでしょう。

これもバーのあるホテルだと、バー飯を食えるので、風光明媚なところに、ぽつねんとあるホテルでも夕飯が確保できるのでGood。

ホステル

ホステルも人気

B&Bから2つ目のB(Breakfast)を取ったような、素泊まり宿として、Hostel、Bunkhouseといった形態も人気です。比較的新しい世代の宿泊サービスなのか、新しい建物であったり、IT化が進んで非対面であったりします。

個人的には、朝食をしっかり食べたい派なので、B&Bが好きですが、空き具合とお値段の関係で、ホステルにすることもあります。

私の泊まったところでは、すべて一応部屋にシャワーがありました。

共通した難点は洗面ボウルが小さく、顔を洗うときはどうしても周囲に水が飛ぶので気を遣います。床に水が飛んだら拭き取らないといかんですね。

ホステルの共用設備

私の泊まったホステルでは、すべて共用の設備として、ダイニング&キッチンがありました。

キッチンには、一通りの調理器具、食器やカトラリーがあり、無料のコーヒー・紅茶が置いてあり、冷蔵庫には無料のミルクが提供されていました。

食事は自分で持ち込んで、コーヒー紅茶を沸かして入れ、調理もできる、最後はきっちり洗って元に戻しておく、という利用方法になります。

他の旅行者との交流や情報交換の場にもなるので、B&Bより、このスタイルのほうが好きという方も多いと思います。

また、私の泊まった、あるBunkhouseでは、有名な登山地に近いからか、共用の「乾燥室」があり、土砂降りで濡れたバイクウェアを乾かすのに大変助かりました。日本だと昔のスキー宿にあったような「乾燥室」です。

たぶんB&Bだとこういった施設はないでしょうから、こういったアウトドア利用者向けのホステルは、ツーリングライダーにとって良い面もあると思います。

非対面チェックイン・チェックアウト

ご主人の温かみのあるサービスを売りにしたB&Bと違って、ホステルは、完全非対面のところや、鍵の受渡し以外は非対面のところが多いように思います。

コロナ禍でキャッシュレスが英国に浸透したように、ホテルサービスでも非対面が進んだのかもしれません。

完全非対面の場合は、チェックイン時間になると、メールでエントランスの解除番号と、客室番号と客室解除番号が送られてきて、チェックアウト時刻になるとそれらの解除番号が無効になるというシステムでした。

困った時は常駐スタッフに相談

ホステルには管理スタッフが常駐しているので、何かあれば声をかけることもできます。

特にバイクで行く場合は、どこに停めるべきか指示を受けたほうが、より良い場所を案内してくれることもあるでしょう。

あるホステルでは、通常の駐車場の路面が、かなり深い砂利だったところもあり、持っていったスタンドプレートを使ってもずぶずぶと沈んでしまい、かなり不安定な状況に。

困っていると、気が利くスタッフの方がどこかからか瓦板を持ってきてくれて、しっかりスタンドを立てることができましたし、他の運転がやや心もとないライダーさんには狭いながらもアスファルト路面の場所を案内してました。

先の乾燥室も、土砂降りでずぶ濡れの私を見て案内くださって大変助かりました。

キャンプはしない

あまり知られていないかもしれませんが、英国はキャンプ発祥の地らしいです。

そういえばハリー・ポッターでも、主人公たちが参加したスポーツフェスティバルでの宿泊はテントを張ってのキャンプスタイルでしたね。

実際、地図を見るとあちこちにキャンプサイトがあり、本場英国でキャンプするというアイデアも一瞬浮かびましたが、今回はナシです。

まず、スコットランドは、6月でも気候が冷涼で雨が多いと予想されたのと、キャンプといってもキャンピングカーでのオートキャンプ主体のようです。

実際にスコットランドでいくつか見たキャンプ場はキャンピングカーでの車中泊がほぼ全て。ちらっと1張ほどテントを見かけましたが、多分デイキャンプではないかと思います。

一方、やや温暖なイングランドでのキャンプは、ワンチャンありとは思いますが、日程的に今回は2泊しかなかったので、そのためにキャンプ用具を持っていくのは割に合わないと思いキャンプはナシです。

バーナーのガスボンベにしても、飛行機に預けられないので、現地調達となるでしょうし、簡単に入手できるかが不明です。

シュラフなどの寝具だけ持って、バンガローに泊まるというのはアリだと思いますが、B&B主体の旅を楽しみたかったので、別の機会で考えたいと思います。

宿のロケーション

もともと私は建造物などの人工物より自然物が好きなので、あまり大都市での観光に興味がありません。

なので宿のロケーションは、市街地よりも、A道路沿いのぽつねんとした宿や、へんぴな村とか、小さな町が好きだったりします。

特に、大きな街の中心部のホテルだと、バイクが盗難されたり、破損されたりするリスクが上がるので、バイクツーリングでは避けたほうがよいでしょう。その時点で旅が終了となってしまいます。

もっとも、レンタル契約書には、都市名が指定されて駐車が禁止されていたりしますので、最低限それは守る必要があります。

契約書・約款(Terms and Conditions)に目を通すのは面倒かもしれませんが、事件が起きて知らなかったでは対抗できませんし、保険も適用されないと思いますので、いずれにしても大都市中心部での宿泊はやめたがほうがよいでしょう。

ぽつねんとしたところの宿なら、夕飯が食えるパブやバーが併設されている宿が良いと考えています。

パブやバーのない宿なら、小さな町で、飲食店があるエリアまで歩ける距離にある宿を選定しています。

宿の確保

基本は前日予約

バイクツーリングの満足度は、天候の影響を大きく受けると私は考えています。

なので、私のツーリングスタイルは、天気予報を見ながら、天候の良い(ましな)方面を走るようにしています。

雨の中を走っても、ちっとも楽しくないです。まあそれはそれでネタになる体験ではありますが、最小限にしたいものです。

そのように、日々ツーリングプランを変えていくので、宿はなるべく直前まで予約しないようにします。予約してしまうと、どんなに天候が悪くても、キャンセル料を払いたくないので、走らざるを得ません。

私の場合、前々日の夜から前日の午前の間に、翌日の夜の宿を予約するフローにしています。

さすがに当日の宿が決まっていない状態で走るのは、走る方面も定まらないことになりますので、やりづらいです。

風光明媚な田舎だと宿の数も限られ、時期も夏のハイシーズンになるので、空室が少ないと思います。

ということで、前日の午後には翌日の夜の宿を取っておきたいのです。

一方で、公共交通機関で移動する日の前後など、バイクツーリングの動向、つまり天候に左右されない移動で訪れる地域での宿泊は、あらかじめ予約しておくのもアリでしょう。

やはりハイシーズンだとコスパの良いところは先に埋まる傾向があるでしょうから。

拠点移動スタイル

これは私の旅のツーリングスタイルなのですが、なるべく同じ町で連泊できるように予約します。

できれば同じ宿で連泊です。同じ町の中で移動するためだけに、荷物をパッキングして積載して、荷下ろししてなんて面倒ですからね。

連泊するのは、間の日に日帰りツーリング用の荷物だけで身軽になって周辺を走りたいからです。

特に難所と呼ばれるようなコースはフル積載だとコケそうなので、なるべく身軽な状態で挑みたいです。

最終日にチェックアウトしたら、別の地域への移動日として、フル積載状態で易しい道を選んで走ります。

次の拠点との距離にもよりますが、なるべく早い時間に次の宿に到着し、チェックインはできないまでも、荷物を預かっていただいて身軽になり、夕食まで周囲を走りたいです。

特に6月下旬は夏至ということもあり、緯度の高いスコットランドでは夜23時近くまで明るいので、夕方の時間でも大変明るく、ツーリングを楽しむことができるのがこの時期のポイントです。

アルコールを飲まなければ夕食後にひとっ走りすることも可能でしょう。

まあ、あまりいい気になっていると翌日に疲れを残すのでほどほどにしとかないとですがね。

予約サービス

今回私は主にGoogleマップを使って空き部屋を調べて予約しました。

どうしてもツーリングのルート計画をGoogleマップで行うので、そのまま宿泊候補地の地図でホテル検索をしています。

Googleマップで宿泊予定地域を表示した状態で、ホテルボタンを押すか「ホテル」で検索すると画面にマッピングされます。

稀に別の地域に表示がワープすることがありますが、再び予定地域まで表示範囲を動かして「このエリアを検索」すればOKです。

Googleマップには、Booking.comやAgodaなど、大手予約サービスのデータが表示されているので、空室の目星をつけたら、予約サービスのアプリに移動して予約していました。

これだと大手予約サービスに掲載していないホテルを調べることができませんが、さすがに、ひとつひとつ調べてられないので、個別のホテルサイトに行くのは、選択肢が限られて困った時とかですね。

逆にGoogleマップだとゴチャゴチャして見にくい場合、Booking.comやAgodaのアプリで地図表示で見ることで条件を絞り込んで検索できます。

今から思えば、Airbnbなども利用すればよかったと思っています。その存在をすっかり忘れていました。